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少年・青年漫画

漫画「レッドムーダン」ネタバレ・あらすじ!後宮の熾烈な権力争いが描かれる!

2024年3月10日

「レッドムーダン」は、中国史上唯一の女帝、武則天の壮絶な人生を描いた園沙那絵の歴史漫画です。

貧しい家庭から後宮に入り、権力争いと陰謀渦巻く世界で生き抜く武照(後の武則天)の物語は、読者を圧倒します。

後宮での熾烈な権力争いと人間ドラマが織りなす、本格的な歴史漫画の傑作を堪能してください!

「レッドムーダン」の見どころ

「レッドムーダン」は、園沙那絵による中国の女帝である武則天(ぶそくてん)を題材にしています。

武則天の生涯を描いたこの作品は、彼女の波乱に満ちた人生と、女の嫉妬と欲望渦巻く後宮での暮らしが描かれています。

キングダムの作者である原泰久が推薦コメントを寄せており、歴史漫画が好きな方におすすめしたい作品です。

「レッドムーダン」は、中国三大悪女の一人に数えられ、史上唯一の女帝と言われた武則天の少女時代から語られます。

主人公は武照(ぶしょう)という名の少女(後の武則天)。

彼女は貧しい家庭で暮らしていましたが、後宮に入る話が持ち掛けられ、貧乏な暮らしから抜け出すために、後宮に入ることを決意します。

後宮内は権力争いやいじめが絶えず行われ、後宮のことなど何も知らない武照は洗礼を受けます。

後宮という過酷な環境で、彼女の成長と直面する困難、そして彼女の野望が描かれています。

「レッドムーダン」の見どころは、後宮での熾烈な権力争いです。

後宮は皇帝の寵愛を受けるために、何千人もの女たちが血なまぐさい権力争いを繰り広げている場所。

後宮の争いに負けた者は、一家そろって身分を落とし、無残な死が待っています。

女の争いは男のように武力の争いはないので、複雑な人の心を利用するずる賢い女が権力争いに勝利するのです。

そのため後宮では生き残るために、あの手この手でライバルたちを貶めようと、陰湿な策略が張り巡らされています。

陰湿な策略を搔い潜り、ライバルよりも成果を上げた者が後宮の権力を握れるのです。

後宮での権力争いが容赦なく描かれており、見たくないほど残虐なシーンがありますが、それによりリアリティを持たせ読者を夢中にさせます。

歴史と人間ドラマが見事に組み合わさり、本格的な歴史漫画に仕上がっております。

気になる方はぜひ読んでみてください!

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漫画「レッドムーダン」ネタバレ・あらすじ!後宮の熾烈な権力争いが描かれる!

1巻ネタバレ・あらすじ

かつて、貧しき生活を余儀なくされた13歳の少女、武照。

母と妹と共に細々とした日々を送る中、運命の歯車が静かに回り始めます。

後宮の妃たちが村に訪れたある日、武照の可憐な容姿が宦官の目に留まり、彼女の人生を一変させる提案がなされました。

後宮入りすれば豊かな生活が約束されるものの、それは家族との別離を意味していました。

武照は葛藤しながらも日々を過ごす中、病に倒れた母の悲劇が彼女の心を決定づけることに。

手術代を支払う手段もなく、母を失った悲しみと共に、貧困の残酷さを痛感し、後宮での成功を誓います。

古都・長安への旅立ち、そして後宮への案内。

武照は宦官に迎えられ、華麗なる後宮の世界へ足を踏み入れました。

そこで彼女を待っていたのは、楊淑妃様の誕生日を祝う豪華絢爛な宴会。

新参者として冷ややかな視線に晒されながらも、武照は未知の世界への一歩を踏み出します。

しかし、後宮の生活は想像以上に厳しく、早速、妃たちの陰湿な嫌がらせに遭遇。

その中で、武照に優しく手を差し伸べたのは、徐恵という妃でした。

徐恵から後宮の階級や派閥について学びながら、武照は徐々に後宮での立ち位置を確立しようと奮闘します。

そして、四妃と称される後宮の頂点に立つ妃たちの中でも、特に権力を誇る楊淑妃の登場。

低い身分の妃たちが祝いの品を手渡す中、武照は思わぬ行動で楊淑妃の怒りを買ってしまいます。

この失態が武照にどのような影響を及ぼすのか!

ゆう
武則天の波乱万丈の生涯を追うこの物語は、貧困と絶望の中で生きる少女・武照の成長を中心に展開します。武照が後宮の厳しい世界でどう生き残るか、読む者を引き込む展開が待っています。歴史漫画ファンにはたまらない作品です!

2巻ネタバレ・あらすじ

楊淑妃に反抗した代償として、鞭打ちの苦痛に満ちた朝を迎える武照。

体は傷だらけ、しかし後宮の冷酷さをこれ以上なく知ることになります。

最底辺の位、才人としての新たな生活が始まる彼女の前には、階層を駆け上がるための過酷な試練が待ち受けていました。

他の才人たちから押し付けられた過剰な仕事量に、文句一つ言わず立ち向かう姿勢は、彼女の周りの者たちをも動かしました。

しかし、その純粋さが仇となり、茉莉による罪の濡れ衣を着せられてしまいます。

状況は絶望的に思えたその時、徐恵が現れ、武照の清廉さを明らかにします。

そして、後宮での生存戦略についての重要な忠告がなされました。

鄭賢妃の元への召喚は、武照にとって新たなる試練の始まり。

後宮を統率する彼女からの指南は、武照にとって生き残りのカギとなるでしょう。

そして、才人たちを試す「題目」が発表され、それが皇后への道を切り開くチャンスとなります。

武照はこの試練を乗り越え、後宮の厳しい世界で自らの地位を確立することができるのか?

後宮の陰謀と謀略の渦中、彼女の運命はどのように展開していくのか?

ゆう
楊淑妃に反抗し、鞭打ち刑を受けた武照。彼女は生き延びましたが、彼女が守ろうとした珍児は、楊淑妃の衣にお茶をこぼしただけで命を落としました。後宮の残酷さがひしひしと伝わってきます。

3巻ネタバレ・あらすじ

内分学館での勉強に励む武照は、意外な才能を開花させていきます。

苦難の中での学びは、彼女の中に眠る未知の可能性を刺激し、その才能が輝き始めるのです。

武照、徐恵、玲玉の三人は、その努力が認められ内分学館で学ぶ機会を得ましたが、学問の道は決して平坦ではありません。

膨大な課題と、その達成に向けた厳しい指導が彼女たちを待ち受けていました。

しかし、武照は学びの喜びを知り、どんな困難も乗り越えていきます。

この成功が、嫉妬心を抱く妃たちの標的になります。

学問の道を邁進する武照への嫌がらせは、彼女の精神を試す試練となりましたが、そんな時、徐恵の励ましと支えが武照に勇気を与えます。

一方で、美人の位である空林の悩みが武照の前に明かされます。

空林は、自分よりも位が高い許旦陽によって宿題を奪われ、その結果として常に宿題を提出できない苦境に置かれていました。

この不正行為を暴くため、武照は計画を立て、旦陽の策略を皆の前で暴きます。

旦陽の不正が明るみに出ると、彼女は激怒し、復讐を誓います。

純粋無垢な武照を夜の講義という名の罠に誘い込む計画を実行に移すのです。

ゆう
後宮の才人として顕著な成績を収めた武照が内分学館で学ぶチャンスを得ました。学問への渇望を持つ彼女は、この新しい学びの場で意外な才能を発揮し、周囲を驚かせます。しかし、その才能が妬まれ、嫌がらせを受けることに。武照は試練を乗り越えることができるのか?!

4巻ネタバレ・あらすじ

武照は鄭賢妃から夜伽を教えてもらえることになった。

鄭賢妃は武照の体を愛撫し、秘部を優しく刺激する。

武照は初めての経験でよく分からなかったが、体中が熱くなっていることを実感する。

鄭賢妃は途中で行為を止めて、後は陛下と楽しむようにと助言した。

夜伽が怖いと思っていた武照だったが、鄭賢妃に優しく体をほぐされ、夜伽に対する恐怖心は消え去った。

唐王朝の皇帝である李世民が遠征から帰還し、陛下を労わる慰労会が明日に開催されることになった。

妃たちにとって慰労会は、陛下に気に入れられる絶好の機会であり、夜伽の座を懸けた女たちの争いの場である。

武照たちは陛下に会うことを緊張していたが、徐恵だけは余裕の表情を浮かべていた。

徐恵は何と陛下との夜伽を済ませていたのだ。

彼女は陛下を素晴らしい皇帝だと評価しており、心の底から尊敬していると話す。

武照は徐恵の話を聞いて、陛下との顔合わせが楽しみになった。

翌日、待ちに待った慰労会が開催され、ついに陛下に会える瞬間が近づいてくる。

妃たちは女官から綺麗な衣を着させられ、華やかな化粧が施された。

陛下の夜伽候補になれるのはたったの十名。

しかし、内分学館で1位の成績の旦陽は、夜伽候補に推薦されているので、残りの九枠を争うことになる。

果たして、武照は夜伽の座を掴むことができるのか?!

ゆう

後宮の妃たちの最終目標は、皇后になることです。そのためには、陛下の心を鷲掴みにして、皇后に選んでもらわなければなりません。皇后になる第一歩として、夜伽に選ばれる必要があります。陛下は武照に対してどのような評価を下すのか!!

 

「レッドムーダン」を読んだ感想!

「レッドムーダン」は後宮で繰り広げられる権力争いを描いた漫画です。

後宮を題材としている少女漫画は数多くありますが、青年漫画は初めてではないでしょうか。

ヒロインが皇帝に見初められ恋に落ちるようなラブロマンスは全くなく、生き残るために何としてでも皇帝の寵愛を受けなければならない、命を懸けた女たちのバトルが火花を散らします。

武力で競わない後宮の争いがこれほど残虐性があるとは思いませんでした。

妬みや嫉みなど陰湿な感情が渦巻いていて、後宮の邪悪な雰囲気にのみ込まれそうになりましたね。

また、主人公の武照(ぶしょう)の人生があまりにも過酷で同情してしまいました。

武照の家庭は貧しく明日食べるものもないほど生活が困窮していました。

病気持ちの母を助けるために医者に売春してまで手術代を稼ごうとしますが、結局母は死んでしまいます。

貧困の恐ろしさを身をもって知った武照は、後宮で成り上がることを決意したのです。

しかし、後宮での生活は生易しいものではなく、新人いじめの標的にされてしまいます。

心優しい武照は陰湿な後宮に全く似合いません。

ずっと武照には純粋なままでいて欲しいのですが、後宮にいたらどんどん悪い人間になっていきそうです。

武照が悪女と呼ばれた武則天(ぶそくてん)になるのが悲しいですね。

彼女が皇帝の座を手にするまで見届けたいと思います。

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