僕の家族は何かおかしい。
末吉（すえきち）は仕事の夏休みで実家に帰って来た。
実家には父・母・無職の兄が暮らしている。
家族がおかしいと感じるのは気のせいだろうか？
末吉は家族の本当の姿に徐々に気づくことになり・・
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「住みにごり」1巻の内容と感想を紹介！
「住みにごり」1巻の内容
29歳の末吉は会社の夏休みで実家に帰省していた。
実家には35歳の無職の兄・フミヤがおり、いつも仏頂面でヨレヨレのシャツやタンクトップ姿でいる。
末吉はフミヤとは小学生以来話しておらず、フミヤを怪物のように感じていた。
フミヤには何をしでかすか分からない不気味さがあり、末吉はフミヤが人殺しをする悪夢を見た。
その夢がいつか現実になるかもしれないと末吉は考えている。
二階にあるフミヤの自室には南京錠の鍵がかかっており、部屋で何をしているか誰も知らない。
末吉の父は横柄な性格で、家族以外の他人に対しても平気で暴言を吐く。
さらに、酔ったら暴れるほどの酒癖の悪さで、暴力を振るわれそうになることもあった。
しかし、脳出血で寝たきりになった母の代わりに家事をするようになり優しさは少なからずある。
父は無職のフミヤを快く思っておらず、末吉が長男だったら良かったと直接悪口を言うほどだ。
一方、フミヤは一言もしゃべらないが、父のことを嫌っている様子。
フミヤと父の関係がさらに悪化すれば、本当に殺し合いが起こってもおかしくない。
西田家にはまともな人間がおらず、変な人間しかいないのだ！
西田家には不穏なにごりが家中漂い、今にもにごりが噴出する危険が迫っている。
果たして、問題だらけの西田家の行く末は？！
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「住みにごり」1巻の感想
何とも言えない不気味さが漂っている作品ですね。
主人公の末吉以外の家族が全員どこか変な感じがします。
一番変なのは間違いなく兄のフミヤです。
フミヤは生理的に無理と思ってしまうほどの見た目で、さらに何を考えているのか全く分かりません。
末吉はフミヤが実家の前で通り魔殺人をする夢を見ますが、これが正夢になるかもしれなくて恐ろしいです。
フミヤは本当に犯罪を平気で犯してしまうんじゃないかと思うほど無敵感があります。
末吉は家族が変だと気づいていますが、家族のそれぞれがどんな問題を抱えているのか知りません。
西田家が幸せになる未来は想像できず、破滅を迎える予感しかしません。
西田家がどんな結末を迎えるのか楽しみです！！
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