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「真の実力はギリギリまで隠していようと思う」のネタバレと感想！神の力を授かった少年！
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「真の実力はギリギリまで隠していようと思う」1巻の内容と感想！
「真の実力はギリギリまで隠していようと思う」1巻の内容！
ユノとアテネの契約
ユノ・アスタリオは生まれてきたときに、ゼウスという名の神と契約した。
神との契約は生涯に一度きりの重大な儀式で、契約する神によって授かる恩恵の強さは異なる。
ユノは幼い頃、授かった強力な力を制御できず、姉を殺しかけたことがある。
それ以来、彼はゼウスとの契約を秘密にし、真の実力を隠し続け無能を演じるようになった。
ユノは王都フェリス魔法騎士学園という将来有望なエリートが占める学び舎に入学した。
ユノの無能っぷりは知れ渡っており、他の生徒から見下されている。
先生は新入生たちに学園の注意事項を説明し、「神との契約」は慎重に行うことを警告した。
神との契約について詳しく教えるために、野良神という名もなき神様を呼び出した。
野良神は少女のような見た目をしているが、ボロボロの服装で覇気はなく、やつれた表情をしている。
名もなき神は与えられる恩恵も微々たるもので、野良神は12年間誰とも契約できていない。
しかし、ユノは野良神の笑顔が見たくて、彼女と契約することにする。
ユノは彼女にアテナという名を与え、彼女を守るためにちょっとだけ本気を出そうと思うのであった。
騎士の契約
王都フェリス魔法騎士学園の生徒は、聖フェリス女学園の生徒の騎士になるカリキュラムが存在する。
お見合いという学園在学中に仕える主となる相手を、聖フェリス女学園に探しに行くことになり、楽しみにしているユノに、幼馴染のアリスは悪い噂ばかりのあなたに声をかけてくれる人がいるかしらと言われ落ち込む。
実際にユノと契約してくれる人はおらず、学園を彷徨っていると、とある教室で女子生徒たちがケンカしているのが見えた。
一人の女子に対して三人の女子たちは魔物を召喚させ、襲わせようとして逃げていく。
一人取り残された女子は、襲われるくらいなら自決しようと短剣を喉元に突き刺そうとする。
ユノは慌てて短剣を奪い取り、魔物たちを討伐し、名乗らず帰ろうとすると、背中から女子がルナと名乗り、ユノは嘘の名前を告げてその場から逃げた。
一週間後のお見合いの場で、ユノは周りから避けられ、騎士の契約をしてくれる女子生徒は見つからない。
そんなとき、ルナがお見合い会場に現れ、会場は騒然となる。
ルナは四大貴族フレイム侯爵家の令嬢で、「孤高の月」と呼ばれるほど大の人嫌い。
そんな彼女が騎士に任命したのは、まさかの無能で有名なユノであった。
ユノはルナの騎士になったことがきっかけで、人生が大きく変わることになる。
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「真の実力はギリギリまで隠していようと思う」1巻の感想！
主人公のユノは生まれてきたときに、ゼウスという神と契約したことで、手に負えない力を与えられ、それを隠すために無能を演じ続けました。
ゼウスの力を使うつもりはありませんでしたが、アテナを守るためならちょっとだけ使ってもいいかなと思うようになります。
神様から授かった力を弱い神様のために使うという設定はよく分かりませんが、ユノにしてみればアテナは神様というより女の子に近くて、誰とも契約できずに落ち込むアテナを笑顔にさせたいと思ったのです。
強力な力を自分のために使うのではなく、大切な人を守るために使うところに好感を持ちました。
アテナはユノと契約してからすっかり元気になり、とても可愛らしい女の子になりました。
ユノはこれからもアテナのことを守ってあげて欲しいです。
そして、学園の生徒は聖フェリス女学園の女子生徒の騎士になることが決められており、ユノは大貴族のルナの騎士になりました。
ルナは魔物に襲われるくらいなら自決できるほど、誇り高き貴族の令嬢です。
しかし、貴族らしい高飛車な性格なので、ユノはルナに振り回されそうです。
ユノはできるだけ実力を隠していたいのに、ルナと一緒にいれば無能を演じれません。
ユノはルナの騎士になってしまったので、実力を発揮しないわけにもいかず、ユノの平穏は崩れていくでしょう。
けれどユノの本気の力をもっと見たい読者からすれば、理想の展開ですよね♪
これからどんな展開が待っているのか楽しみです！！
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