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「スインギンドラゴンタイガーブギ」戦後の日本を明るく照らすジャズ漫画【感想・レビュー】

音楽はいつの時代も人々を楽しませる最高の娯楽。

今回紹介する「スインギンドラゴンタイガーブギ」は戦後の日本が舞台のジャズ漫画です。

本記事では「スインギンドラゴンタイガーブギ」の感想や魅力について話しております。

最後まで読んでいただけると、「スインギンドラゴンタイガーブギ」がどういった漫画なのか分かります。

ゆう
最後まで読んでください

 

スインギンドラゴンタイガーブギのあらすじ

あらすじ

舞台は昭和26年の戦後の日本。

主人公の諏訪於兎(すわおと)はある人物を探しに、福井から上京する。

しかし、ふとしたきっかけでジャズグループのメンバーになり、芸能の道に進む。

戦争の悲しみを背負った人々を音楽で楽しませろ!

哀愁と情熱が満ち溢れる大日本ジャズストーリー!

 

スインギンドラゴンタイガーブギの基本情報

掲載雑誌 モーニング
連載開始 2020年4月
作者 灰⽥ ⾼鴻
巻数 既刊3巻(2021年5月現在)

「スインギンドラゴンタイガーブギ」は第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞しております。

同じく新人賞を受賞している「マイブロークンマリコ」のレビュー記事も読んでみてください!

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スインギンドラゴンタイガーブギの感想と魅力

戦後の日本が舞台のジャズ漫画

主人公の諏訪於兎(すわおと)は持ち前の美声で大衆を魅了し、素人のジャズグループに入ることになります。

於兎たちはお金を稼ぐために、米軍基地でジャズを演奏します。

アメリカの法律で支配された占領下で、日本人が米軍を相手にジャズを演奏するってなかなか勇気いりますよね!

肝心の演奏シーンは本当に音が出ているかのように錯覚し、読んでいて体に響いてきます。

「スインギンドラゴンタイガーブギ」1話より引用

この体験を味わいたくて、ページをめくるのが止まりません!

この漫画の凄さは、戦後の日本の姿をいとも簡単に読者に想像させるところです。

この漫画で描かれている街並みや娯楽、言葉、慣習、さらに味わい深い絵柄によって、見事に戦後の日本を活写しています。

現代人の我々でもこの漫画を通じて、戦後の日本の様子を理解することができます。

戦後の日本が描かれているので、ものすごくレトロな感じがするんですよ。

ゆう
この漫画が醸し出す雰囲気が僕はめちゃくちゃ好きですね。

 

感想

この漫画はジャズがテーマであるが、音楽よりも人間ドラマが描かれた漫画という印象。

日本は戦争終結していますが、アメリカはまだ朝鮮戦争が残っていました。

戦争をしたいアメリカ人は一人もいません。

戦争の不安を隠しながらも、音楽で陽気に振る舞うアメリカ人の姿に胸が痛みます。

みんなを楽しませる演奏をしていたいが、戦争に行かなければならない。

もう一度音楽が楽しめる場所に集結しようと誓い合う場面は込みあげてくるものがあります。

音楽によって人々が集まり、そこから物語が展開されていく様は一級の群像劇です。

ジャズという音楽の楽しさだけでなく、詩情あふれるタッチでキャラクターの心模様を繊細に描き、戦争の非情さを読者に響かせます。

ゆう
戦争経験がない現代人には必携の漫画!

 

まとめ

以上、「スインギンドラゴンタイガーブギ」の作品紹介でした。

気になった方はぜひ読んでみてください!

 

 

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