人前でダンスを踊れたらどれだけカッコイイだろうか。
今回紹介する「シャドークロス」は対人恐怖症の主人公・赤城冬実(セキジョウフミ)がパートナーと踊る競技ダンスの世界に挑戦する物語です。
本記事では「シャドークロス」の感想や魅力について話しています。
最後まで読んでいただけると、「シャドークロス」がどういった漫画なのか分かります。

シャドークロスのあらすじ
「独り」が集まる街・東京。
スーパーのレジ打ちで働く赤城冬実(セキジョウフミ)は、対人恐怖症のため「他人」に触れることができない。
けれど「誰か」との出逢いを強く求めていた。
上京し、髪を染め、接客業に勤める、傷付き、振り払われた手を諦めずに出し続けた冬実の元へ現れたのは、相棒不在のダンス・スポーツ選手、長尾忍(ナガオシノブ)。
男女の影が交差した瞬間、音楽は鳴り、火が灯るー。 ”ふたり”が繋ぐ”ひとつ”の人生、歓びと解放のダンス・ストーリー!!
ヤングジャンプ作品紹介より引用
シャドークロスの基本情報
掲載雑誌 | 週刊ヤングジャンプ |
連載開始 | 2020年11月 |
作者 | スガワラエスコ |
巻数 | 既刊1巻(2021年5月現在) |
シャドークロスの感想と魅力
競技ダンス
この漫画は競技ダンスを描いた作品です。
競技ダンスを知らない方は多いと思うので、解説します。
競技ダンスは踊りの強さ、スピード、技、表現力を競い合うスポーツです。
社交ダンスとの大きな違いは、「スポーツ」であり、「競技」であること。
また、パーティーで踊る社交ダンスとは違い、ダンスの質を競い合うスポーツであるため、1度パートナーを組むと簡単に相手を変更することはできません。
対人恐怖症の主人公(ネタバレ注意)
スーパーで働く赤城冬実(セキジョウフミ)は、幼い頃のトラウマが原因で対人恐怖症になってしまい、他人に触れることができませんでした。
ある日、スーパーの屋上で華麗に踊るダンススポーツ選手・長尾忍(ナガオシノブ)に出会います。
一緒に踊ってみないか、と誘われ、咄嗟に手を握られます。
他人に触れることができない冬美だったが、なぜか忍の手は触れることができました。
冬美は忍と踊ったときの高揚感が忘れられず、忍の相棒として、ダンスの世界に足を踏み入れるストーリーです。
「シャドークロス」1話より引用
この漫画の魅力は、縮こまって生きていた冬美がダンスに出会って、目の前が開けていくようなところにあります!
対人恐怖症のせいで、冬美はなかなか上手く接客ができず、上司に怒られる毎日でした。
そんな冬美がダンスの楽しさを知り、本気で人生を変えようとしている姿に胸が熱くなります。
ずっと暗い人生を送っていても、ちょっとしたことがきっかけで、人生は明るくなる!
対人恐怖症の冬美がダンスと出会ったことで、どんな人生になるのか今後に期待です!
感想
1巻では冬美が忍に出会いダンスに挑戦するまでが描かれており、まだダンスシーンが少ないため、面白くなるのはこれからといった印象です。
この漫画には「ボールルームへようこそ」、「ワンダンス」のようなめちゃくちゃ面白い漫画になって欲しいと思っています。
「ボールルームへようこそ」、「ワンダンス」を読んでいない方はぜひ読んでください!
この2作品を読んでいない方は人生損してますよ!
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今後、激しくてカッコいいダンスシーンや魅力的なライバルが登場すれば、ますます面白くなる思います!
どんなストーリー展開になるか今後に注目です!
まとめ
以上、「シャドークロス」の作品紹介でした。
気になった方はぜひ読んでみてください!