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「レッドムーダン」ネタバレ・あらすじ！後宮の熾烈な権力争いが描かれる！
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「レッドムーダン」3巻の内容と感想！
3巻の内容
題目で優秀な成績を収めた武照、徐恵、玲玉（れいぎょく）の三人の才人は、内分学館という学問を修める所に推薦された。
貧しい暮らしをしていた武照は、勉強することができなかったので、内分学館で勉強できることを喜んだ。
しかし、内分学館の課題量は膨大で、課題をやってこない者には厳しい指導が待っている。
課題を終わらせるのは大変だったが、学問が好きな武照は楽しんでこなしていた。
武照は意外にも勉強ができたため、いつも良い成績を収めていた。
そんな武照が気に入らない妃たちは、武照の書き記した物や筆をボロボロにする嫌がらせをするようになった。
いじめられて酷く落ち込む武照だったが、親身になって寄り添ってくれる徐恵に励まされ、いじめられてもへこたれないようになる。
そんな中、いつも宿題を提出できていない空林（くうりん）という美人の位の妃がいた。
才人と美人は名称こそ違うが同列の位である。
空林がいつも宿題を提出できていない理由は、美人の位の許旦陽（きょあさひ）という妃に宿題を奪われていたからだ。
旦陽の父は宰相を務めるほどの実力者で、空林は旦陽に逆らうことができなかった。
空林が宿題を奪われていることを知った武照は、旦陽が宿題を提出する際に、旦陽が空林に宿題をさせていることを告白した。
旦陽の不正が白日のもとに晒され、旦陽の皇后への推薦は取り消された。
旦陽は武照を失脚させることを決意し、夜伽を知らない純粋な武照を夜の講義へと誘い出した。
果たして、武照は旦陽の策略から身を守ることができるのか？！
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3巻の感想
題目で優秀な成績を収めた武照は、内分学館に推薦されました。
武照は幼い頃から貧しく勉強できなかったため、思う存分学問に励めることに喜びます。
世間知らずで天然の印象がある武照ですが、地頭が良く成績優秀でした。
武照は全く授業についていけないと思っていたので、彼女の賢さには驚きました。
そんな武照を良く思っていない妃たちは、彼女に対して嫌がらせをするようになります。
内分学館は勉強をする場所であって、嫌がらせを楽しむ場ではありません。
どこに行っても嫌がらせを受ける武照が可哀想です。
後宮内に武照が楽しめる場があればいいのですが。
多くの妃から嫌われている武照ですが、才人の中でも優秀な徐恵から好かれており、武照と徐恵は親友の関係になりました。
後宮内にも徐恵のような人間がいて本当に良かったです。
今後、武照の天敵になると思われる旦陽がやっかいな人物で、一筋縄ではいかなそうです。
今まで武照をイジメてくる妃たちは、あまり賢い印象を受けませんでした。
しかし、旦陽は可愛らしい見た目とは裏腹に、平気で相手を陥れる狡猾さがあり、頭脳明晰で立ち回りが非常に上手いのです。
旦陽は武照を目の敵にしており、武照を完膚なきまでに潰すまで諦めないでしょう。
武照は旦陽を退けることができるのか楽しみです！！
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